コロナ発症から7日目。1日経っても匂いはしない。そう簡単にはいかないか。猫らの世話をして、ブギウギ、テレビ体操、グレーテルのかまど(“チョコレートの都”のジャンドゥイオット)。ラジオ体操の時に下を向いたら鼻水がサーッと垂れてきた。昨日もそうだった。やっぱり鼻の調子が良くないんだろうか。息ができるので大丈夫な気がしていたけど、考えてみると鼻の奥がずっと重いような。
友達によると味覚・嗅覚障害は副鼻腔炎などの鼻の炎症で匂いや味を判別する細胞が働かなくなって起きる場合が多いらしい。そして色々な匂いを嗅いで細胞に刺激を与えるのが良いと教えてくれたので、マロの後頭部を嗅いだ。無臭……。普段ならするナンプラー臭が恋しい。それから色々嗅いで回ったけど、歯ブラシに出した歯磨き粉に鼻先がつかんばかりに近づけると微かにミントの香りがすることがわかった。匂いがなんとなくでも分かるのが嬉しくて何度も嗅いでしまう。とりあえず耳鼻科の予約を入れておいた。ずっと予約でいっぱいの中、30分だけ空いている時間があってラッキー。
『源氏物語』の空蝉と夕顔を読んでから、カラフルな魔女を見る。角野さんが井の頭動物園の受付で、64歳以下の方は400円ですと言われていたのが、だよねえって感じだった。88歳にはとても見えないものね。目の奥が痛くてしんどいので目を瞑ったら数時間寝てしまった。
風呂に入り石鹸に鼻を近づけると微かに香りを感じた気がした。昨日は全く感じなかったからこれは進歩かも!と、入浴後に試しにマロの肛門を嗅いでみたらこちらは無臭。まだだめか。肛門を嗅いで仰反るようになったら全快ということかもしれない。
夕飯は、きゅうり卵とポテトサラダを夫が完全に一人で作ってくれた。とても美味しかった。ポテサラは手間がかかるのであまり作らないけどちゃんと作ると美味しいね。匂いがわかったらもっと美味しかったに違いない。
正直不動産2、作りたい女と食べたい女を見た後、夫がやるFF6がナルシェで幻獣を守るのを見守ってから就寝。