2023年4月20日(木)と「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」

晴れ。最高気温は23度。復活!とまではいかないけど鎮痛剤で抑えられる程度の腹痛。貧血も少しあるけどふらつくほどではない感じ。よしよしいけるぞってことで、猫らの世話と家事をしてから薬を飲んで出かける。今日は「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」を観てきた。

結論から言うと、楽しすぎて観終わった後すぐ吹替版の予約を取りました。背中を押してくれた友人に感想を送り、まだ観ていない友人に勧めた。それくらいハマった。

RPGの元祖がダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)というのもTRPGという物自体も去年あたりに知ったくらいのニワカです。でもRPGは大好きだからあるあるが詰まっているこの映画が楽しくないわけがなかったし、好きになる要素だらけだった。

何がいいってまず主人公がアクション映画にありがちなマッチョな勇者様じゃないのがいい。頼りないけど頼れるなんとも言えない魅力のあるリーダーなのがいい。時に歌でみんなの心を和ますところが可愛い。リュートを大事そうに抱えてるの可愛い。仲間もそれぞれ個性的で埋もれているキャラが一人もいないのがいい。みんなで知恵と機転で進んでく様は、少しずつ困難をクリアしてゲームを進めていく楽しさそのもの。そう、ゲームの楽しさを完璧に映像化してくれた感じなのだ。さらに小さな女の子がキーパーソンになるのもいい。チートなキャラも超絶セクシーで最高だったよね〜〜〜。ヒュー・グラントの憎めない奴的な存在感も素晴らしかったです。

キャラがいいだけじゃない。東京03のコントのセリフじゃないけど、全てが気持ちよく回収されていくのはもう「良いお芝居か!」だった。そして、とかく重いものを背負わされすぎな昨今のヒーローとは違う軽やかさがまた良かった……。

わしゃ今は人が戦う映画を観たくないんじゃ……と見送っていたのだけど、観た人みんなが口を揃えて面白かったと言うので重い腰を上げたら上映数がすごい減ってて焦りました。こんな楽しい映画がもう終わるってなんでなん?たくさんの人、特にキッズ達に観てほしいので、金曜ロードショーで年一放送してください。よろしくお願いします。

お昼はサブウェイでチリチキン(そう、またなんだ)。頭痛を感じたので薬を飲み、ディーンアンドデルーカでお茶をしながら映画の感想を書いて、まだ時間があったから散歩に出かける。1時間ほど歩いてから電車で帰路に着いた。夕飯は、炊き立てご飯にサバサバめんたいをのっけて焼き海苔でくるりと巻いたの、まぐろやサーモンなどの刺身、ケールサラダ、豆腐とネギとわかめの味噌汁。

ラヴィット、らんまん、あまちゃん、天国大魔境、マイホームヒーロー。らんまんで神木くんが「はいっ!」って応えるシーンは子犬が「キャン!」て言ってるみたいでめちゃくちゃ可愛かった。さぞ田辺誠一も可愛く思っただろう。身体が動く素晴らしさを噛み締めていたくて眠りたくなかったけど、1時過ぎに就寝。