晴れのち雨のち晴れ。8時起床、ぐっすり寝た。やはり家のベッドは最高。猫らに朝食をやり家の掃除を済ませていざ出発。 義父母を迎えに鎌倉のホテルまで行く。10時集合にしたのでゆっくり過ごせたようだった。まずは腹ごしらえということで、イワタコーヒー店へ。いつもは大行列のお店だけど、朝だからかすぐ入店できた。頼んだのは、名物のホットケーキとフルーツサンド、ミックスサンド。フルーツサンドが一番気に入ったかも。コーヒーも美味しくて、良いブランチを食べられた。
お腹が満たされたら、タクシーに乗って覚園寺に向かう。覚園寺には北条義時が建立した大倉薬師堂があり（義時が建てたものは鎌倉末期に焼失、今ある建物は足利尊氏が建て直したもの）、とても風情があって気に入っているので鎌倉殿を見ていた義父母をぜひとも連れて行きたかったのだった。薬師堂の前にいるガイドさんの説明も熱がこもっていて、義父母は大満足してくれたし我々夫婦も楽しんだ。やはり鎌倉で最も好きなお寺の一つだと改めて思う。
次に向かったのは、鎌倉宮と荏柄天神社。荏柄天神社は御祭神が菅原道真で、学業成就の神社である。72にして若者達に講義することになった義父は絶賛猛勉強中で、立ち寄ることにした。絵筆塚にも案内したけどあまり刺さらなかったようだった。頼朝のお墓と義時のお墓があったとされている場所にも行く。歴史ロマンに浸ってもらった。
公園のベンチで少し休んでから、宝戒寺へ。北条家の邸宅があった場所に建つお寺で、小さいながらも雰囲気が良い。義母は義祖母の仏壇用にと線香を買っていた。そして、やはりこの場所は欠かせないというわけで鶴岡八幡宮にも行く。お詣りしてお守りを買って、そろそろ疲れたのではという頃合いだったので鎌倉文華館鶴岡ミュージアムカフェでお茶休憩。義父母は自家製ジンジャーエールの味にいたく感動して「こんな美味しいの初めて飲んだねえ」と言い合っていた。足が回復したところで鎌倉を後にして、馬車道に向かう。北仲タワーの展望フロアで景色を眺めたのち、ホテルに移動してチェックイン。疲れたろうと思い、しばらく休憩する。
夕飯は、義父の思い出の店である萬珍樓を予約していて、なんとひとり1万6千円のコース料理をいただくことに。我々夫婦の結婚記念日のお祝いをしてもらった。フカヒレに鮑にトリュフに北京ダックにと豪華食材を使用した料理はどれも一流の味がした。一皿一皿感嘆しながら食べる我々を見て義父も嬉しそう。食後はホテルのバーに立ち寄り、一杯のお酒を飲みながら話す。3日も一緒にいてそろそろ話のネタが尽きてくるころだが、話好きの二人の口からはよどみなく言葉が出てきて感心した。夫と義父は55度の山崎のウイスキーをロックで飲んでいた。私はノンアルコールカクテル。
21時半を過ぎてお酒も飲み終わりお開きに。部屋に戻り風呂ってテレビをつけたら鬼滅をやっていたので最後だけ見て、0時過ぎに就寝。いよいよ明日は最終日だ！
