日記と、HiGH&LOW THE WORST、ホテル・ムンバイ

いつも出勤前に猫らの朝食を用意してくれる夫が出張でいないので、早起きして猫らに給仕して掃除。夜寝付きが悪かったので眠い。半袖Tシャツで外に出たら結構涼しくて、くしゃみを連発してしまった。ドトールミラノサンドBとブレンドのS。

今日観た映画の1本目は「HiGH&LOW THE WORST」。通称ザワ。観た人は皆絶賛しているが熱心なファンが多くて、私のようなザム3作観たくらいの者でも大丈夫かな、まあでも喧嘩してるだけだろ!とチケットを取ったら、完全に大丈夫でした。すごい、今までで一番ちゃんとした映画になってた。は?笑、って箇所がひとつもなかった。お話も友情正義そして成長を見せてくれるし、アクションや撮影はザムよりさらに進化していて、あんなにたくさんの人が喧嘩してるだけなのに見疲れしなかった。(ジョンウィック3で慣れたからかもしれない笑)漫画からそのまま出てきたみたいな役者たちも最高で、特にお気に入りのキャラは、出てくるたびに可愛くなっていく轟くんと大人の階段のぼった村山くん。楽しかった〜!

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2本目は「ホテル・ムンバイ」。2008年に起きたムンバイ同時多発テロの際、タージマハル・ホテルに閉じ込められた500人以上の宿泊客と彼らを救おうとしたホテルマンたちを描いた作品。何気にアーミー・ハマーが出演したりしています。結末はわかっているのに予測がつかない脚色で、あっという間にどんどん人が殺されていくのを私達はただ見ているしかできない。その容赦のなさがキツかった。最初から最後まで緊張感が途切れないから全身汗でじっとり。被害者側だけでなくテロリスト側の様子が何度も映されるのも良かった。テロは許されることではないけれど、テロを起こす人もまた同じ人なんだなと思うと虚しかった。しかし安全な場所で指示だけ出してのうのうとしているあいつだけは許せねえな…。

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そして帰宅後、心の癒しであるところの赤毛のアンを3話まとめて観たのだけど「生涯の一大事」の回で、ジョセフィンおばさまから招待されたアンが、街で博覧会やコンサート、夜遅くのアイスクリーム、豪華な客間での寝泊りを経験し、それらはとても素晴らしかったけれど一番良かったのはうちに帰ってくることだったと話したのにはジーンとした。帰る家があり、そこに愛する人たちが待っている幸せを、孤児だったアンがもうすっかり知っているということ、マリラとマシュウがそういう家にしてくれたことが嬉しかった。

夜、夫が美味しそうなチーズケーキと551の豚まんと共に帰宅。夫もアンのように思ってくれているといいのだけど笑。