2024年4月2日(火)奴隷根性の唄

薄曇り。起きるのがつらくて二度寝してしまう。猫らの世話をして、虎に翼を見る。寅子の家族や友達と違い、言葉は少ないが寅子の話を否定しないでいてくれる居候の書生、佐田優三(仲野太賀)の存在がいい。これから寅子にどう関わっていくのか楽しみ。家の掃除や水やりをして、あーもう今日は映画無理だなーと思って諦めてカレンダーを見ていたら、予約していたのは明日だった。明日は雨が降るらしいけど出かけられるかな……。

映像の世紀の映像記録 東京裁判を見返して、気になった言葉をメモ。

「国民は自らの歴史を冷静に振り返る心構えが必要です。なぜなら過去を記憶する者だけが現在を見極め未来を見通すことができるからです。歴史との対話はとくに若い世代にとって大切です。たとえ生まれる前の事だったとしても引き継いだ歴史から誰もが自由にはなれないのです。」 /ヴィリー・ブラント 第4代西ドイツ首相の演説

東京裁判はたしかに問題の多い裁判ではありました。しかしこの裁判を<瑕(きず)こそ多いが血と涙から生まれた歴史の宝石>と考えています。では瑕とはなにか。国民がこの裁判を無視していたことです。なぜ自分たちはあんなにも大量の血と涙を流さなければならなかったのかを国民はきびしく問うべきでした。」/井上ひさし

戦後もそんな感じだったんすか……と驚いてしまった。金子光晴の「奴隷根性の唄」を思い出す。でも国の戦意高揚に同調してしまったことへの後ろめたさから口を噤んだのかもしれないとも思った。そういう話を祖父母に聞いてみたかったが、祖父は私が生まれる前に、祖母も私が子供の頃に亡くなっているから想像するよりほかはない。まあ生きていたとしてもなかなか聞きづらい話題ではあるか。でも色々聞きたかったな。

グレーテルのかまどおじゃる丸のプリン)、ブラタモリ(指宿)。ブラタモリは実質の最終回なのに最後にタモリとブーケを持ち涙で目を赤くした野口葵衣アナウンサーの写真だけで終わったのがタモリの番組らしいなと思った。今後も特番とかがあるからかもしれないけど。指宿、何度読み方を見ても覚えられない。いぶすき、いぶすき、いぶすき……。九州も難読地名多いよなあ。

夕飯は、ふわとろ豚ニラたま、ミニトマトとねぎの味噌汁、ご飯。ふわとろ豚ニラたまは『いたわりごはん2』より。美味しくて量がかなり控えめだったから次回は2倍量で作る。

FF5を見ながら各キャラの育て方についてアドバイスなどし、日記を書いて就寝。

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寄り添う猫ズ