nikki

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元旦や七夕、どちらかの誕生日(だいたい夫のという不思議)など、何かふたりにとって特別な日に入籍をする方たちをtwitterやはてななどで目にしてきて、自分の入籍日の適当さに今さら気づきました。結婚を決めたら中途半端な状態が気持ち悪いと感じる性格のせいでさっさと入籍してしまいたくて、両家顔合わせも慌ただしく済ませ(顔合わせも正直面倒くさかった)、末広がりで縁起がいいんじゃね?と8日に入籍したことを思い出しました。

なんとなく七夕婚がロマンチックですてきなので一度離婚してもう一度七夕に入籍しなおすのはどうだろう、とか、5年毎に離婚→結婚してその都度苗字を変えると気分転換になって良いのでは?など妄想。結婚を冒涜している!と偉い人に怒られても、そうですか、としか思いません、すみません。まあ書類や届けが面倒なのでそんなことはしませんが、自由に名前が変えられたらそういうのも楽しそうだなあと思います。ちなみに通称なら自由に変えられるらしいです、事実、私の祖母の名前は3回変わっており、本当の名前は祖母が死ぬ前に入院した部屋のプレートに書かれたもので初めて知りました。「おばあちゃんの名前まちがってるよ」「ああ、あれが戸籍上の名前なのよ、というか他にも名前あるよ」というやりとりを母親としました。そういう母親も通称名でずっと通しているし、あと実際の誕生日と戸籍上の誕生日が違います。戦後のごたごたで母親の兄と入れ替わってしまったらしいですが、あんがい戸籍って適当だなあと思います。

このところ私と夫の関係についてや、夫婦について考えます。夫とはそれなりに長いつきあいですが、自分の育った家庭で当然と思っていたことがお互い違うというのは、ささいなことでもストレスになるものです。結婚前はなんとも思っていなかったことが、結婚して家族になることでそのささいなことで、えっと思う。さんざん昔から言われてきたことですが、実際体験すると、こんな微妙なことで!とびっくりします。私は仮面家族、子供のころ父親が死ぬ、家族バラバラ(でも過干渉タイプ)などの育ち方をしてきたので、両親健在でいつも仲良く一緒なのが家族だよねという家庭で大事に育てられた夫(一人息子ちゃん)とは、家族同士の距離感があまりに違います。結婚3年目で同棲も2年くらいしたような気がするのですが、このズレを調整していくのになかなか手こずっています。主に私が調整したほうが良い、というのも私の方がおかしいはずだからです。でなければACになんてなっていないので。でもこの調整はやっぱり疲れるので、休日が続くと疲れます。密な人付き合いに強く憧れながらもストレスに感じるというこの矛盾。普通に甘えたり甘えに応じたり一緒に過ごすことが難しい、ってよく結婚できたなあ。夫の世間知らずっぷりや鈍感さ、物忘れの激しさにはイラッとさせられつつも、こういう人だから私と一緒にいられるんだろうなあと思ったりもします。そんなこんなでまだまだ未熟な新婚夫婦の気分で家庭板や鬼女板を見てホォオォと息を漏らしています。今年もたくさん難しいことがあると思うけどうまいこと調整していきたいです。