いやー3回観ても飽きないですね。なんでしょうねこのスルメ映画は。3回目にしてようやくプログラムを買いました。その中で、ロバート演じるキリアン・マーフィーがインタビューに
映画を観た人は映画館を出た後、かぎりなく長い会話をすることになるんじゃないかな。そして、絶対にまた観たくなるはずだ。
とこたえているのですが、まさにそのような人続出ですよね。ブルーレイでたら間違いなく買うと思う。
今回はコブの指輪の有無（してると夢）説を検証すべく観ていたのですが、確かに、モル死亡以後の現実では指輪をしていなくて、夢ではしていました。でもって一番最後はしてないような…？というわかりにくいショットしかなかったので、げんじつでーす！などと断言できません。でもまあハッピーエンドということにしとこう子供たちは育ってたしこっちむいてくれたし自分を許せてモル消えて幸せになった！
プレミア上映の観客にコブ（モル）のトーテムが配られたとか
さて、1度目2度目ではアーサーに胸キュン過ぎたのですが、3度目では俄然イームスの魅力にやられてしまいました。アーサーにちょっかいだすのもほほえましいし（はいカップリング成立！）（ホモ好きが放っておくわけがない）、金髪美女になってサイトーいじったり、飄々とした態度がとにかく楽しい。
ニヤケ顔がデフォ
そして一番素敵だったのは雪山。夢の主ということで潜在意識をひきつけるために大活躍。スキーで滑りながら後ろ向きになって銃ぶっぱなしたり、爆弾投げて親指グッと立てたり、こちらもニヤケてしまうシーン満載。白くてなにがなんだかわからない！とか、雪山ダルいとかいらないとかいう感想をよく目にするけど、わたしは一番手に汗握ったよ！わかりにくいけど敵さんはグレイの迷彩で味方は真っ白だよ！水面キックまでの時間に、とにかく急げとガニ股でドタドタ仕事してまわり、「俺は家族に会えるからいいけど…せっかくあとちょっとだったのに」ってコブに言ったり、なんかもうオイ！ノーラン監督いいぞもっとやれ！と思いながら観てしまいました。そういえば雪山要塞はメタルギアしか連想できなかったのですが、ノーラン監督的には007にインスパイアされたらしいですね。007くわしくないのですが観たくなりました。
この映画では、裏切り者は最初に出てきて消えるだけであとはみんな一丸と目的に向かって集中してる（観客も集中できる）から気持ち良いです。裏切りだとかさらに要素を盛りこんでしまうと、ただでさえ複雑な設定なのにわけがわからなくなるからだろうけど。
ところで最初の猫ポスターですが、公式サイトに手持ち画像からポスターを作れるコンテンツがあるのでした。内容も日本サイトより充実してるのでぜひ見てみてください。
