2023年12月4日(月)たとえ趣味が同じでも

晴れ。暖かいので今日も出かける時にエアリズムを着た。友達はまだ秋の上着しか着ていないらしい。12月に入っているのにこんなに暖かくて、寒すぎるよりは良いけどちょっと心配になる。8時から猫らの世話をして、お茶を飲みながらブギウギ、あさイチを見る。

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また警戒していたろくちゃん。

家事をして、午後から美容院に。3ヶ月ぶりだがそこそこ髪がまとまっているのは美容師の腕なのか私のブローテクなのか……?まだ担当美容師のことを信じ切れていない。

相変わらず話あんまり合わないなと思っていたら、髪も半分くらい切り終えたあたりで「人は愚か」みたいな話になり、なんとその美容師が「進撃の巨人って知ってます?」と言い出したのだ。0コンマ2秒で「え、めちゃくちゃハマってます!!」と答えていた。どこが良いか尋ねられたので、人間を描いているところ、善も悪もなく立場によってそれは変わるなど普遍的なことを描いているところ、と、様子を見ながら控えめに答える。しかし徐々に相手の話に前のめりで相槌を打ち始め、早口になって話す。脇汗もすごい。エアリズム着て大正解。完全に私オタクのそれだ……これがそれか……と妙な笑いが込み上げてくるし、そんな自分が面白かった。

私は親(高齢)や兄の影響で、漫画やアニメ、音楽、映画、ファッションなど他の同年代の子供と好きなものがずれていた。そのため、友達と自分の好きなことについて話すことは早々に諦めて、友達の好きなものを聞いてそれに自分を合わせていくことが多かった。趣味よりその子自身のことが好きかどうかが大事で、自分が本当に好きなことは親や兄と話せればそれでいいと思っていた。家を出てからは、さらに自分一人で楽しむだけにとどめていた。夫にも自分だけが好きなことやものについて自ら話すことはあまりない。それが、自分がどハマりしているコンテンツに同じようにハマっている人と話すことになったら、自分もこんな風に高揚して早口で話し出すのかと面白かった。こりゃ人は同じ趣味を持つ人と繋がりたいと思うようになるはずだわ。納得です。しかしまさか、その相手がいまいち信用していない美容師だとは。趣味が合ってもそれが必ずしもその人への好意には結びつかないという、ごく当たり前のことまで実感した瞬間だった。

肝心の髪型は、良いのか悪いのかいまいちわからないし前髪は忘れられていたっぽいので切り直してもらった。上手いのか下手なのかなんなのか……。でもなんとなく後から良いような気がしてくるからまた行くんだろうなあ。もう少しごく普通の人で普通に上手な人は近場にいないものか……。

夕飯は、豚こま肉となすの中華炒め、わかめスープ、ご飯。明日は映画を観に行く予定だけど、なんと2本予約してしまった。行けるか?行けるのか?23時に就寝。