2023年2月28日(火)と「エンパイア・オブ・ライト」

晴れて暖かい。眠かったが映画を予約していたので早起きする。掃除の後、換気のために窓を開けると風が強い。これは薄着するとダメなやつ!と中綿入りの上着を選んだら大正解だった。春はうららかさに油断すると風邪を引くので気をつけないといけない。

今日観た映画は「エンパイア・オブ・ライト」。サム・メンデス監督の最新作で、撮影はロジャー・ディーキンス。これは劇場で観なければ案件だったので、なるべく事前情報を入れず劇場へ足を運んだ。

始まってすぐに「あ、好き…」と思わされる主人公と美しい映像。その「好き」が最後までずっと続き、めちゃくちゃ刺さってボロボロ泣いてしまった。日々を薬でやり過ごしながら映画館に通うことだけはなんとか続けたいと思っている私には、心が挫けたりしんどさを抱える人たちを優しく見守り映画館を大切な場所として描いているこの映画が自分にとって特別なものに感じたし、好きだと思った。あ〜、観て良かった。

染み渡るような幸福感に包まれて、まっすぐ帰宅せずスタバに立ち寄る。ぼんやりしたり映画の感想を書いたりしていたら、隣の席にまるで映画の中から出てきたようなシュッとした黒人男性がやってきて座ったので思わず数秒間見つめてしまった。ただの偶然もなんだか素敵に思えてくる映画マジック。

夕飯は、久世福の食べるすき焼きのっけごはん、青梗菜とハムの中華和え、中華風たまごスープ。夫は「食べるすき焼きってなんだ?すき焼きは食べるものでは?」と言いながら食べていた。味は普通。久世福ならしゃけしゃけめんたいとかの方がおすすめです。

ラヴィット、趣味どきの人と暮らしと台所(松本未來・松本裕美)、マツコの知らない全国ローカルコンビニの世界、舞いあがれ、あさイチの受けだけ。マツコは紹介者が11歳の小学生だったんだけど、人生何回目?もしくはコナン君?って感じの落ち着きっぷりと流暢な説明、丁寧な言葉遣いにびっくり。サンエブリー、コミュニティストアの名前が出てきて懐かしい。しかしマツコは本当に色々知っているなあ。夫がオクトパストラベラーで試練に何度もチャレンジするのを見ながら日記を書いて就寝。