快晴で暖か。昼からの予定だったので、少しゆっくり目に起きて猫らの世話と家事。夫がマンションの会議に出て行ったのを見送って支度をしていたら意外と時間がないことに気づき、慌てる。しかも電車の発車時間を家を出る時間と勘違いしていて、ハッと気づいた時にはギリギリに。家から駅まで猛ダッシュ!といきたいところだけど途中でへばってヨタヨタと歩いてるんだか走ってるんだからわからない速度で駅まで向かった。なんとか電車に間に合ったけどグリーン車の車両へ行くまでの時間はなく、普通車両で恵比寿まで立ちっぱなしで池袋まで。
池袋で木埜さんとたねさんと落ち合い、特急列車ラビューに乗り込む。とっても可愛い電車!座席が黄色くコロンとしていて萌えるとはこのことかという感じ。窓も大きく足元まであって車内が明るく開放的だった。快適な列車の旅は40分弱。1時間くらいかかるのかと思ってたから近く感じた。
飯能駅に着いたらバスで13分、メッツァビレッジという無料エリアに到着する。そこから有料エリアのムーミンバレーパークまで5〜6分の道を歩くのだけど、まず目に飛び込んでくる景色がとても素敵だった。ぐるりと森に囲まれた湖。まだ紅葉をしていたので、赤やオレンジ、黄色、緑色と、木々の色が水面を彩っていて美しい。フィンランドの森と湖ってこんな感じなのかな?という妄想が捗る。
ムーミンバレーパークは、細部にわたって原作の世界が再現されたり、それに沿ったもので構成されていて見どころだらけだった。内部に入れるムーミンの家、冬の間トゥーティッキが住んでいる水浴び小屋、エンマの劇場、灯台、スナフキンのテント……。コケムスという施設のレストランの内装も物語を再現しているし、展示も充実。ベンチのひとつひとつに原作の文章が刻まれたプレートが付いていたり。北欧と言ったらのジャムが添えてあるミートボールも堪能したし、お土産屋さんでは可愛いものが多すぎてどうしていいかわからなくなってしまった。日が落ちると、園内にランプの明かりが灯る。フィンランドの雰囲気を大切にしているのか夜の照明は控えめで、ほのぼのとした雰囲気。
ナイトウォークにも参加した。普段は入れないエリアにも入り、湖を一周するコース。アプリをダウンロードして、イヤホンでナレーションやキャラのセリフを聴きながら歩く。夜の森や湖もまた美しく、歩いているだけで気持ちよかった。
こうして昼も夜も楽しんで、それでも全てを見て回るには時間が全く足りず、これはまた行きたいね!次は原作もちゃんと読んでね!と言い合う。池袋でふたりと別れ、さすがに疲れたので帰りは普通グリーン車に乗った。
この日の歩数は1万6000歩。楽しい1日だった。