生理二日目で体調がよろしくない。10時ごろ起きて猫らの世話と家事をしてからバターンと倒れるように横になった。
夕方になって早めに風呂に入り、何ヶ月も前に注文していたキャビネットをようやっと受け取る。猫たちはみんな警戒しまくって、マロと六太はうまく隠れていたけど、キヨコは逃げ遅れて固まっていた。可哀想だけど可愛い。棚の上に坂本千明さんの版画を飾ったらめちゃくちゃ素敵なコーナーになって嬉しい。キャビネットもとても良い。それに合わせてダイニングも変えたくなる。
長岡弘の詩篇『死者の贈り物』を読む。死についての詩ばかり集めた本。『三匹の死んだ猫』という詩に、こんな一節があった。
生けるものがこの世に遺せる
最後のものは、いまわの際まで生き切るという
そのプライドなのではないか。
愛猫マチ子の最期を思い出す。死ぬ直前まで自力でトイレに行き立ち上がり歩くことを諦めなかったマチ子。彼女には矜持とは何かを教えてもらったような気がした。私もマチ子のようにできるだろうかと思うけど、あんなかっこいい最期はなかなか迎えられないと思う。それくらいかっこよかった。見送ることができた私は本当に幸せだった。
早寝しようかと思っていたけど、なんだかんだで2時過ぎに就寝。