2020年10月2日(金)と、「フェアウェル」

早く起きて猫らに朝食をやり、11時過ぎからの回だったので昼食はとらずにまっすぐ映画館へ。今日観た映画は、今日から公開の「フェアウェル」。オークワフィナ主演で日本での公開をとても楽しみにしていたから嬉しい。

おばあちゃんの余命が3ヶ月と宣告されたのを本人には知らせず、孫の結婚式を理由にして家族が集まるというお話。

オークワフィナ素晴らしかったなー!アイデンティティが定まらないからこその心の揺れ動きを見事に演じていたと思う。そして嘘を突き通そうとする家族みんなの繊細な演技もとても良かった。

我が家も母の言いつけで父に癌の告知をしなかった。胃癌なのに胃潰瘍と嘘をついていた。母が何を思って嘘を突き通したのか、この映画で少しだけ分かったような気がしたし、本当のところを聞いてみたくなった。

おばあちゃんのことを家族みんなが想っているのは確かなんだよね。それがじんわり伝わってきてほんのり心が温まった。もちろん知る権利が本人にあるのは分かっているけれど…。あと、場面場面がいちいちキマっていて映画観てる〜という感じが面白かったです。ただ、A24の作品ってどれも凄かった!とか感動した!ってならないなと今回も思った。面白くないわけではないんですが。

映画の後は、ドトールミラノサンドBとアイスコーヒーのS。映画の感想を書いたり、ぼんやりして過ごす。イソフラボンイソフラボン、と思いながらアイス豆乳ラテも追加で注文。

帰宅後は、エール、あさイチあさイチのプレミアムトーク城田優。ものすごい早口で話すのを見て、こういう人なのか少しテンパっているのか分からなかったけど、事務所を辞めた直後だし色々と気負いはあるんだろうな…と思ったりした。元荻窪の民としても応援しています。それから朝早かったので眠くなって居眠りしたら、夢にまんまと城田優が出てきて嬉しかった。

猫らに夕飯をやり、赤毛のアン「マシュウの愛」を見る。

「そうさのう、わしはなぁアン、1ダースの男の子より、お前にいてもらう方がいいよ。いいかい? 1ダースの男の子よりもだよ。そうさのう、エイブリー奨学金を獲ったのは男の子じゃなかったろう? 女の子さ、わしの女の子だよ。わしの自慢の女の子じゃないか。アンはわしの娘じゃ。」

アンがずっと抱いていた、自分が男の子でないという罪悪感が氷解するシーン。何度見てもマシュウの深い愛情に泣いてしまう。

その後、Mステをチラ見して22時に風呂に入った。えらい。風呂後は、テレビで脱力タイムズを流しながらインターネットしたり、新アニメの「呪術廻戦」を見て、主人公って人修羅じゃんと思ったりした。