1月に読んだ本

1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1490ページ

BUTTER!!!(2) (アフタヌーンKC)BUTTER!!!(2) (アフタヌーンKC)
ザ思春期…!2巻もより面白くなって続きがとても気になる。「悪口じゃないからね!!」のコマはすごい

読了日:01月31日 著者:ヤマシタ トモコ

悪人(下) (朝日文庫)悪人(下) (朝日文庫)
絶対的な正しさや正義がないところで翻弄される人々を、少し距離を置いたところから描いている筆者のスタンスが好きだ。原作はさすがに面白いし深い。そして同時に映画がとても良く出来ていることにも気付かされた。脚本に原作者を関わらせて成功した例だと思う
読了日:01月29日 著者:吉田 修一

悪人(上) (朝日文庫)悪人(上) (朝日文庫)
読了日:01月29日 著者:吉田 修一

予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)
再読。去年初めて読んだ中で特に印象に残った本のひとつ。今の日本では出産育児にネガティブにならざるを得ない、けれどもこの本を読むとちょっと救われて子どもも良いかもしれないと思わせてくれるように思う。子どもができたら夢いっぱい幸せいっぱいですよ〜という世間の考え方に、んなわけねーじゃんと思う私は、主人公が疑問や不安を抱えながらも辿り着く結論に感動した。とても理解できてリアリティがあったし、これは勘違いしてお祝いをしてしまってもしかたない。それにしても近年の角田光代の安定感よ
読了日:01月21日 著者:角田 光代

屍鬼〈5〉 (新潮文庫)屍鬼〈5〉 (新潮文庫)
再読。最終巻は完全に立場が逆転し善悪や信じている価値観が揺らいでしまい、読者は自分の信念や良心について考えさせられる。娯楽作品としても極上なのに、人間の本質について読後も考えさせてくれる本当にすごい作品だと思う。私はやっぱり静信のようにはなれない。夏野や律子の判断を支持したいと思うのです
読了日:01月06日 著者:小野 不由美


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