曇り。4時に夫に起こされて様子を見ると大丈夫そうだったのでまた寝た。起きても同じ状態で、ずっと低空飛空を続けているようだ。六太がひとりにならないようにしたいけど、人間も寝ないと活動できないのがもどかしい。
猫らの世話をして、家事をする。六太を猫ベッドに横たえてモケモケした軽いフリースをふわっと掛けて掃除や換気などした。しばらくすると身体が温まったようで肉球も耳も温もりを取り戻した。アンモニア臭も心なしか弱まったような……。水をスポイトでやると舌をぺろぺろして飲む。私が手を差し伸べると、グッと腕を伸ばして握ってきた。愛しくてたまらなくて、夕飯の支度の時間までずっと六太の手を握っていた。
夕飯は、鶏豆腐鍋、春菊おろし、〆の煮麺。鍋は笠原さんのレシピで池波正太郎が自宅で食べていた鍋を参考に作ったものだそうだ。鶏肉を一旦茹でこぼすから臭みのないクリアなスープが取れる。身体に染み渡る味でとても美味しかった。
六太が何かを訴えてきたのでトイレかなと連れていったら体勢が悪かったようで噛まれてしまった。六太に平謝りする。腫れてきたので病院を調べた。
おむすび、カーネーション、鋼の錬金術師、3か月でマスターする江戸時代(2)幕府は「百姓・町人」とどう向き合ったのか?を見て、1時過ぎに就寝。