2024年12月13日(金)と『ねこに未来はない』

曇り。目覚めて寝ぼけ眼で見守りカメラのログを見ると、六太がシーバのカリカリを食べていた。水も飲んでいる。良かった、少し食欲が回復したのかな。起きてきた夫が開口一番「六太がシーバ食べてたよ」と言い、二人で笑顔になった。

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猫らの世話をして、家事をする。植木の水やりのためにベランダに出ると半袖Tシャツではひんやりする寒さ。家の中は暖かいためその温度差に戸惑う。

長田弘の『ねこに未来はない』を読んだ。猫好きの人と結婚して猫嫌いから猫好きになった詩人による飼い猫や猫にまつわるエッセイなのだが、「まるで〜のように」や「〜みたいな」という言葉が多く、美しい例えも多すぎると読みづらい原因になるもんだなと思ったのだった。しかし何とか読み進めているうちに文体にも慣れてきて最後まで読むことができた。

昔と今では猫の飼い方が違うから共感することは少なく、ベッシーおばさんのしたことなどドン引きしてしまう描写も多かったが、このくだりは納得だった。

ねこだけは飼ってなければ何もわかっていないに同じなのだ。むかし飼ったことがあるというのでもいけないし、飼いたいとおもっているだけでもだめなのだ。現にいま、飼っているというのでないかぎり、だめだ。それほどねこという動物は現在的な、あまりに現在的な動物なのだから。

タイトルのとおり、ねこは未来がないそうだ。前頭葉がとても小さいかららしい。私は猫の最期を思って涙ぐむが、猫には少しの過去と今しかない。勝手に未来を想像されても困るだけというわけ。今をただ慈しむ。それで良いのだと思う。

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併録の絵本『わが友マーマレード・ジム』は面白かったです。

夕飯は、豚バラ大根蒸し、かぼちゃのレンジ蒸し、ご飯。 豚バラ大根はコウケンテツさんのレシピ。こういうご飯ってホッとする。また作りたい。

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星降る王国のニナ、あさイチ関口メンディー)、おむすび、カーネーション、動画色々。

◆六太が今日口にしたもの

  • 7時:シーバのカリカリ少し(見守りカメラで確認)
  • 9時半:ちゅーる完食
  • 13時:三つ星グルメ ジュレ9割
  • 16時:にゃんスプーン完食
  • 20時:シーバのカリカリ5粒!
  • 22時:シーバのカリカリ10粒!!
  • 24時:シーバのカリカリ10粒!!!

今日は調子が良いみたい。久しぶりに毛繕いしていたし、夫にぴっとりくっついて横たわっていた。身なりを気にしたり甘える元気があるということ。引き続きこの調子で頼んだよ。

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