2022年9月1日(木)と「NOPE/ノープ」

9月!今日は夫が休みを取ったので、早起きして目当てのラーメン屋のPP(ポールポジション、つまり先頭)を取ろうかと思ったけど、眠気に負けて9時過ぎに起きる。猫らの世話、家事をして、電車を乗り継いで柴崎へ。

向かった先は、ラーメン業界で今最も話題の新店のひとつである「手打麺祭 かめ囲」。店主の修行先にも足を運んだし彼の作るラーメンを食べたこともあったから、独立店にはぜひ行きたいと思っていたのだった。頼んだのは、特製手打中華蕎麦 醤油、マシめんま。注文を受けてから切って手もみする麺はモチフワ……。スープも鶏出汁の深みがあり、トッピングも抜かりなく作られていて、とても美味しい。最初は麺量多いかなと思ったけど、もっと食べたいくらいだった。TRY(東京ラーメンオブザイヤー)に載ったりしたらまた大行列すると思うから、今のタイミングで行けて良かった。

食後は、手紙舎でお茶休憩。ちょうどかき氷が始まる時間だったので、イチジクとオレンジとミルククリームのかき氷を注文。久しぶりのかき氷、美味しかった。食後はお店にある可愛いものを見てまわって目も満足した。

夜は「NOPE/ノープ」をIMAXレーザーで観る。映画などに出演する馬を育てている牧場主の息子OJは、父親の不幸の瞬間と得体の知れない「それ」を見てしまい……という話。映画館で映画を観るのが1カ月以上ぶりだったから、寝ないでちゃんと観られるか不安になったが杞憂だった。とても面白かった!ぶっちゃけよくわかんないことも多かったんだけど、「それ」や過去に起きた出来事の気味悪さなど面白かったし、後半からの展開が熱くて気づけば汗をびっしょりかくくらい楽しんだ。私には兄がいて、仲良しではないけど兄への信頼感みたいなのはあるから、めちゃくちゃグッときてしまった。映像も音もかっこよくて(撮影監督がクリストファー・ノーラン作品の常連であるホイテ・ヴァン・ホイテマ)、IMAXで観られたのも本当に良かった。

映画館から出てきたら地面が濡れていて雨が降ったことを知る。映画は面白かったし、当たらない雨というのは気分が良いので機嫌良く帰宅した。盛りだくさんな一日。楽しかった。