10月に読んだ本

2010年10月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2511ページ

■文藝別冊 萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母
遅まきながら読んだ。とにかくものすごいボリューム!読み応えありまくり。作品もかなり載っているし、まさか萩尾さんの家族のインタビューまで載っているとは。萩尾望都ファンなら必読ではないかと思う。
読了日:10月29日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8225340

■三屋清左衛門残日録 (文春文庫)
NHKのドラマでハマって読んでまたハマって、以来何度も読んでいる本。しみじみ良い。もっと年をとってからも、ずっと読み続けたい。
読了日:10月28日 著者:藤沢 周平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8213436

権現の踊り子 (講談社文庫)
再読。やはり『ふくみ笑い』が好きです。ぬく犬ぬく犬。ぎょんべらむ。
読了日:10月20日 著者:町田 康
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8102049

■その名にちなんで (新潮文庫)
再読。ラストの畳み掛けはグッとくる。
読了日:10月16日 著者:ジュンパ ラヒリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8045946

■炎環 (文春文庫 な 2-3)
小学生の頃初めて読んで、以来、完全に義時贔屓になってしまいました。それから20年以上、定期的に読み返したくなります。歴史はもともと好きだったけど、さらに歴史好きにさせてくれた本です。永井路子さんの作品のなかではやはり一番面白いと思います。「いもうと」を読んでふるえたら「北条政子」もぜひどうぞ。
読了日:10月08日 著者:永井 路子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7937316

蝉しぐれ (文春文庫)
初めて読んだのが中学生の頃、それから20年弱経っているけど何度も読み返している。心が洗われるような気分になるので、塵芥にまみれてやさぐれた時などに読みます。本当に、文句のつけようがない美しい言葉と物語です。
読了日:10月04日 著者:藤沢 周平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7886774

■停電の夜に (新潮文庫)
再読。ラヒリ作品は何度も読みたくなるし、その時の自分の状況で感じ方や読み方が違う味わい深さがある。最初に読んだ時とはまた違う作品が気になったり。ドラマチックな展開や強烈な感情などはないけれど、普通の人たちの暮らしの中にあるズレなどが描かれているので、ハッとさせられる。「停電の夜に」にはやっぱり泣いてしまった。そして「三度目で最後の大陸」はしみじみと良い。
読了日:10月02日 著者:ジュンパ ラヒリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7862301


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