日記と、クロール -凶暴領域-、イエスタデイ

早めに起きて掃除してドトールミラノサンドBとブレンドのS。今日はレディースデーなので映画を2本観ました。

1本目は「クロール -凶暴領域-」。ワニやハリケーンはあくまでもスパイス、スポ根家族愛がテーマの映画だった。ワニがウヨウヨしているのに「お前は奴らより速く泳げる!」とけしかける父親、それにすぐ反応して飛び込み「私は最強捕食者よ!!!」と叫ぶ娘、せっかくボートを手に入れても即家に戻っちゃう流れがスピーディーかつ最高で笑ってしまった。犬も可愛いし、サクッと観られる楽しい映画でした。

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2本目は「イエスタデイ」正直、退屈なラブストーリーだった。ビートルズの小ネタが散りばめられているのはクスッとしたけど、ストーリーは本当に退屈…。こんな話にビートルズを使ってくれるなよと思ってしまった。でもFilmarksでの評価は高いので、私の心は汚れているのかな…と思いました。

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赤毛のアンは「物語クラブのゆくえ」が良かった。アンが作った物語クラブの女の子達は物語を書く意欲や情熱をなくしてしまい、ルビーは、クイーン学園の受験勉強で頭がいっぱいで物語どころじゃないしこうしてお茶を飲んでいる時間も惜しいのでクラブをやめたいと言うんだけど、それを陰で聞いていたダイアナ(ダイアナだけは受験しない)が「いいの! 私、あなたたちの受験勉強だけは邪魔したくないわ。それに私、ハッキリ分かったの。恋人とか、殺人とか、駆け落ちと言った他愛もないことを書いて面白がっていた時代は、とっくに終わってたんだって。そうでしょ? アン。無理だったのよ、形だけクラブを続けるのは。ルビーの言うとおりなんだわ。どうにもならないことなのよ。」と言ったのは切なくて切なくて。アンや周りの女の子たちが大人になっていくのがわかるシーンで、一緒になって涙してしまった。アンは背が伸びて器量も良くなり、あの甲高い泣き声や嘆き、とめどないお喋りがすっかり影を潜めてしまって寂しい。最初はあんなにウザいと思っていたのに…。

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切ないラストショット